ラジャスタン州 ジャイプルの伝統工芸 ハンドブロックプリント

デリーから南西250㎞超。車で約4時間超、ラジャスタン州のジャイプル。
south_asia
地図:楽天トラベルより

タール砂漠の端にあるこの都市は、ピンクシティとして有名。
デリーから3時間ほど走ると、この地の砂漠民族独特なターバンを巻いた男性たちが目に留まります。
”あージャイプルが近づいてきた!”と思う瞬間です。
thMGAKRHHV
こんなターバンなんですよね。
写真:インターネットより引用。投稿者不明

 

また、ブロックプリントや陶器など土臭い伝統工芸の傍ら、宝石の加工技術が優れていることでも有名な都市でもあります。世界中から高価な原石が集まることから宝石商も多く、世界的に有名なAmrapaliもこの地が本店。そのせいか町全体がとても裕福な感じがする都市です。

3-4年後に、格安航空ではありますが成田―ジャイプル直行便が出るとか…東京ともぐんと近くなりますね。

さて、ジャイプルの説明はこのくらいで、
今回は伝統工芸のブロックプリントのお話。
小さなブロックに数十種類ののみを使って細かく掘った木版。これを使ってプリントしていきます。

ブロックプリント2
木版の元になる木片。

作業場
こういう木版工場(こうば)が通りに並んでいます。

作業中1ブロックプリント1
木片に型紙のようなものからデザインを写して、それを丁寧に彫り上げていきます。
RIMG0147
そうして出来上がった木版ブロック。(ここはお土産用に使用済みのブロックを展示してます。)

これをプリント工場に持っていって、プリント作業開始!
工場には長ーいテーブルがいくつも並んで、そこに真っ白な生地が張られています。
プリント作業台

その生地にプリント職人さんたちがぺったんぺったん、ものすごいスピードで捺しまくってくんです!!。早すぎて、写真が撮れない!!!!
ブロックプリント3ブロックプリント5

作業用ワゴン2
これがスタンプ台。上にスタンプ台となるものが。染料が足りなくなると下のバケツから染料を足して
捺し続けていきます。(後方に映っている影、怪しいものではありません。念のため^0^)

スタンプを捺し終わるとそれを両端からはがして天井へ移動。 一度乾かしてから、色止めをしてから洗いにかけます。
ブロックプリント4

こうしてできた美しい布。これをさまざまな商品に加工していくんですね。

今は染料にもさまざまなものが使われ、色止めの薬品も決して天然のものばかりではありません。
そのため水質汚染が悪化しているのも否めない。これはジャイプルだけでなく、繊維関連で潤っている都市ではどこでも問題になっているそうです。 水質もそうですが、職人さんの体も心配です。(みんな素手で作業をしますからね)
日本の浄化システムってすごいんですよね。 今、日本政府は新幹線に続いて、インドに原発を輸出しようと躍起になっています。自分たちで後始末も出来ない恐ろしいものを輸出するよりも!!! 勿論そこまでの巨額は生まれないけれども日本の技術を役に立ててもらえるものを輸出してほしいです。 どこかの企業が乗り出してくれるいいのですが…

mariko^0^


2016-07-31 | Posted in various topicsComments Closed